・年齢:年長
・性別:男児
・お子さまの様子:
「えんぴつを全部の指で握ってしまう」
「正しい持ち方をしても持続できない」
「正しい持ち方をするのに時間がかかってしまう」
①「書くことの楽しみを優先する」
正しくもつことは大事ですが、指導し過ぎて、えんぴつを持つこと自体がイヤになってしまわないように、描くことの楽しみを広げられるように、好きなものや好きな色を使い、興味がもてる工夫をしました。
②「正しい持ち方をイメージしやすくする」
正しいえんぴつの持ち方を、イメージしやすい擬態語を使ってお子様にアプローチしました。
バキューンの手(親指と人差し指を伸ばす)と、言いながら手本を見せたり、補助したりを繰り返し行い指導しました。
擬態語を使うことにより、お子様が思い出しやすい約束事ができました。
③「「書く」こと以外の活動(遊び)で「手」を使う」
様々な感覚のものを触ったり、手のひら全体でものをつかんだり、指を使ってつまんだりを活動(遊び)の中に取り入れ、触覚や固有感覚を育てる支援をしました。
※固有感覚⇒動作や運動をした時に、自分の体がどのように動いているのかを感じる感覚
・「バキューンの手をしてごらん」と声をかけると、ほぼ正しい持ち方ができるようになりました。
・正しい持ち方ができたときは、お子さまを褒めて、一緒に喜びを分かち合いました。
・学校や家庭、プラス園と、えんぴつを持つ機会が増えたことも、成長の要因かと思います。
上記の様な支援の他にも、様々な特性の子の支援を実施しておりますので、お子さまのことでお悩みがある場合、ちょっとしたご相談などでも、お気軽にお問い合わせください。
【杜のつぐみ療育園】他の支援事例の記事ご紹介!
杜のつぐみ療育園では
・コミュニケーションが苦手な子 ・行動コントロールが苦手な子 ・気持ちのコントロールが苦手な子 ・変化に敏感な子 ・注意散漫になりやすい子 |
上記のお子様に対し、見守るだけではなく
・楽しくお話できたら、「楽しくお話できたね。」 ・おもちゃを貸してくれたら「貸してくれて優しいね。」 |
等々、話をする中で「自己肯定感」が高くなる様な、接し方を意識しております。
また、お子様それぞれの特性に合わせた、課題を考え計画に沿っての支援を行っております。
まずはちょっとしたことでも、お気軽にお問い合わせください!
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