今回の発達支援ケース(問題行動 事例)について解説
こんにちは。杜のつぐみ療育園四郎丸園です。
今回は児童発達支援で杜のつぐみ療育園四郎丸園に通って頂いている、お子さまの事例をご紹介します。
杜のつぐみ療育園に通所する前
Sさんは当園に通所し始めて間もない頃、始まりの会や帰りの会のお集まりの時間に横になったり座って行う活動の時間が多く、離席なども多く目立っていました。
また、他に自分の興味のあるものがあるとそちらに気を取られてしまいがちで、注意散漫な様子が見られていました。
そこで、下記のような支援(個別プログラム)を実施しました。
実施した発達支援内容(個別プログラム)について
① 短い時間から着席を促す
最初は3分、次は5分、その次は10分と着席の練習を進めていきました。できた時は大いに褒め、成功体験を感じてもらうようにしました。
② タイマーを使用
タイマーを使用することで「あと〇分だね」と、視覚的にも本人に意識してもらえるようにしました。
③ 先の予定を伝える
先の予定を常に伝え見通しを立ててあげることで、本人の不安も解消され、落ち着いて活動に参加できるのではないかと考えました。
スケジュールボードなどで分かりやすく、その日のスケジュールをSさんに伝えました。
④ 集まる時間では質問形式での進行にした
始まりの会や帰りの会などのみんなでの集いの時間には、職員からの一方通行の説明だけではなく、子どもたちへ質問形式にしました。
これにより、緊張感を持ち意欲的に参加をしてもらえるよう促しました。
今回の発達支援(個別プログラム)結果について
支援の結果、褒めてもらうことでSさんは自信がつくようになり
「僕今日〇分座れたよ!」
「ちゃんと活動に参加できたよ!」
と、嬉しそうにお話ししてくれるようになりました。
また、始まりの会や帰りの会の活動の時間は、しっかりと着席して離席をすることが少なくなってきています。
また職員の質問にも、自ら手を挙げて発表するなど、とても意欲的な姿勢が見られるようになりました。
他のお友達が遊んでいる中でも、気を取られることなく集中して宿題に取り組めるようになってきています。
このような1つ1つの支援や結果が、日々のお子様の成長や発育に繋がっています。
今後も小さなステップに目を向け経験を重ねて、より私たちも子どもたちと共に成長していきたいと思います。
お子さまのことでお悩みがある場合、まずは杜のつぐみ療育園に、お気軽にお問い合わせください。
杜のつぐみ療育園では、
・コミュニケーションが苦手な子 ・行動コントロールが苦手な子 ・気持ちのコントロールが苦手な子 ・変化に敏感な子 ・注意散漫になりやすい子 |
上記のお子様に対し、見守るだけではなく
・楽しくお話できたら、「楽しくお話できたね。」 ・おもちゃを貸してくれたら「貸してくれて優しいね。」 |
等々、話をする中で「自己肯定感」が高くなる様な、接し方を意識しております。
また、お子様それぞれの特性に合わせた、課題を考え計画に沿っての支援を行っております。
まずはちょっとしたことでも、お気軽にお問い合わせください!
下記「アドレス」と「お名前」のみの記入で、簡単にご連絡と園の見学のご相談が可能です。
発達相談に関するお悩み等ついて、どんな内容でも福祉のプロがお聞きいたしますので、まずはお気軽にご連絡ください!
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