今回の発達支援ケース(始まりの会でのインタビュー取り入れ)について
こんにちは。杜のつぐみ療育園新田東園です。
最近、何名かの児童発達支援の始まりの会に「インタビュー」を取り入れました。理由としては、会話をしているときに単語で返ってくることが多いと感じたことがきっかけでした。
お子さまとお話する中で単語の返事が多い例
単語の返事が多い例
・「何して遊ぶのが好き?」→「ボール。」 ・「好きなおやつは何?」→「チョコ。」 |
のような、会話がよくあります。
ただ子供との会話ではよくあることですし、答えとしては成り立っているのですが、より良いコミュニケーションを学ぶために個別支援計画に「始まりの会のインタビュー」を、取り入れて始めてみることにしました。
実施した発達支援内容(個別支援計画)について
始まりの会ではインタビューカードを何枚か用意しておき、2枚選んでもらいます。
次に選んだカードに書かれていることを、内容が広がるように質問し会話を引き出していきます。
まとまったら、真似して続いて言ってもらう。という流れです。
【インタビューの例】
・「何して遊ぶのが好きですか?」→「ボール。」 ・「誰とボールで遊ぶのが好きですか?」→「Aちゃん。」 ・「どこで遊びますか?」→「○○室。」 ・「「Aちゃんと○○室でボール遊びをするのが好きです。」」 |
最後のセリフは、ひらがな練習としてそのまま書いているお子さんもいらっしゃいます。
語彙力を伸ばし、コミュニケーションを学ぶことはもちろん目的としていますが「聞かれたことに答える練習」も大事だと思っています。
ごっこ遊びで役になりきってセリフをいうことも良いでしょうし、インタビューカードのようにルーティーンにいれてみることも楽しみながら行えることだと思います。
これからも沢山お話しして言葉を引き出していきたいです。
このような1つ1つの支援や結果が、日々のお子様の成長や発育に繋がっています。
今後も小さなステップに目を向け経験を重ねて、より私たちも子どもたちと共に成長していきたいと思います。
お子さまのことでお悩みがある場合、まずは杜のつぐみ療育園に、お気軽にお問い合わせください。
杜のつぐみ療育園では、
・コミュニケーションが苦手な子 ・行動コントロールが苦手な子 ・気持ちのコントロールが苦手な子 ・変化に敏感な子 ・注意散漫になりやすい子 |
上記のお子様に対し、見守るだけではなく
・楽しくお話できたら、「楽しくお話できたね。」 ・おもちゃを貸してくれたら「貸してくれて優しいね。」 |
等々、話をする中で「自己肯定感」が高くなる様な、接し方を意識しております。
また、お子様それぞれの特性に合わせた、課題を考え計画に沿っての支援を行っております。
まずはちょっとしたことでも、お気軽にお問い合わせください!
コメント