杜のつぐみ療育園 ブログ

【支援事例:7歳・女の子・Nちゃん】トイレトレーニングが大きく前進【児童発達障害・個別プログラム】

    今回の支援ケースについて解説

    今回は、杜のつぐみ療育園四郎丸園での支援事例のご紹介となります!
    通園当初からトイレの個室に入ることを拒むお子様が、支援を受けたことで、尿意を感じたら自らトイレに向かうこと出来るようになったケースです。

    杜のつぐみ療育園荒井園に通って間もない時は、トイレに入ることができても、すぐに個室から出たがったり、便座を閉めたりと強い抵抗が見られました。

    始めのうちは、通常時は布パンツを着用しているものの、排泄時は紙オムツに履き替えて、直立したままその中で排泄をしており、職員が全介助をしていました。

    職員が定時排泄を促していましたが、定刻通りにトイレに向かうことが中々難しい様子でした。
    そのため、当園で下記の支援を実施しました。

    トイレがスムーズに出来るようにするための支援方法について【支援内容】

    ①スケジュールボードで、来所時と帰宅時にトイレに行くことを提示し、定着化を図りました。
     
    ②トイレの中は明るく清潔にし、個室には本人の好きなキャラクターのポスターを貼って、トイレに少しずつ近付いてもらえるように工夫しました。
     
    ③「トイレは座って行うもの」ということを理解してもらえるように、職員の膝の上に乗って便座に座る練習をしました。布パンツから紙オムツに履き替える動作は、自力で行えるところは見守り、難しそうな場面だけお手伝いするようにしました。
     
    ④「おしっこをするとスッキリする」「トイレでおしっこができるとかっこいい」とポジティブなイメージを持ってもらえるように、トイレの個室に入り排泄できた際には大いに褒めました。
     

    支援を行った結果】抵抗なく排泄時トイレに向かうことが出来るように

    トイレがスムーズに出来るようにするための支援対応を行った結果、今まではトイレに行くのを嫌がるケース多い状況から、定時排泄には抵抗なく、トイレに向かうことが出来るようになりました。
    本人の好きなキャラクターが貼ってあることで、自ら便座の蓋を開けることができるようになりました。

    他にも、紙オムツと布パンツの着脱は職員の手を借りずに、1人で行えるようになりました。また紙オムツの中で排泄をする際は座ってできるようにも!成果が見えて非常にうれしく思っています。

    なにより、尿意を感じた時は自分から「おしっこ」と言い、トイレに向かうことができるようになりました。

    このような1つ1つの出来事が、私たちの日々の支援の励みになっています。
    今後も小さなステップに目を向けて、子どもたちと共に成長していきたいと思います。

    お子さまのことでお悩みがある場合、ちょっとしたご相談などでも、お気軽にお問い合わせください。
    杜のつぐみ療育園では、

    ・コミュニケーションが苦手な子
    ・行動コントロールが苦手な子
    ・気持ちのコントロールが苦手な子
    ・変化に敏感な子
    ・注意散漫になりやすい子

    上記のお子様に対し、見守るだけではなく

    ・楽しくお話できたら、「楽しくお話できたね。」
    ・おもちゃを貸してくれたら「貸してくれて優しいね。」

    等々、話をする中で「自己肯定感」が高くなる様な、接し方を意識しております。

    また、お子様それぞれの特性に合わせた、課題を考え計画に沿っての支援を行っております。 まずはちょっとしたことでも、お気軽にお問い合わせください!

    下記「アドレス」と「お名前」のみの記入で、簡単にご連絡と園の見学のご相談が可能です。
    発達相談に関するお悩み等ついて、どんな内容でも福祉のプロがお聞きいたしますので、まずはお気軽にご連絡ください!

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